啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

2011-08-07から1日間の記事一覧

福岡から三島へ

一応の様々な対応を実家で行って帰路に着きました。 明日福岡から東京に向かって、そのまま東京で仕事して三島に戻ると勝手に思い込んでいました。 タッフ作成の予定表をみると、なんと本日13:30福岡発のANA機で帰京になっているではありませんか? それに気…

再生産の効く社会資本の構築

公共投資や民間の設備投資でも、再生産の効くものが必要です。これを、「目先の出口」のみを考えたものと明確に区別する必要があります。 研究開発という観点でいえば、「研究資本」というか「研究インフラの整備」への投資がもっといるのでしょう。ただし、…

「いいインフレ」と「悪いインフレ」

「みんなで刷れば怖くない」という冗談も言えるうちはいいでしょうが、将来のどこかで「インフレ」に向かわざるを得ない状況には変わりがありません。そこで、「いいインフレ」と「悪いインフレ」といった言い方がでてくるのでしょう。

デフレvsインフレ

一方、日本は、「失われた10年」が、「15年」となり、もう「20年」を超えるのかもしれません。この「失われた時間」は、まさに「デフレに苦しんでいる時間」そのものであったといえます。 この国の借金総額は、国家としてどうしようもないほどの規模に拡大し…

インフレへの予想というより憧憬

ブラジルでは、短期金利が12%を超える状況で、国はインフレの抑え込みに躍起になっているといわれています。中国も、GDPの年の伸びが今年も8%を超え、バブル崩壊を心配しながらも、不動産価格が今も上がり続けているといいます。インドも似たような状況…

人が動く

本格的な夏休みに突入したとはえ、震災前の昨年夏に比べても、東京駅・品川駅や羽田空港・福岡空港など教授が通過する場所を見る限り、多くの人が動いているように思います。 震災後の余波なのか、円高不況や産業空洞化が広がっているといわれる日本経済のな…