啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

2011-03-26から1日間の記事一覧

警視庁捜査1課科学捜査係の皆さんが被災地に

教授がDNA鑑定で御世話になっている警視庁捜査1課科学捜査係の皆さんが、すでに被災地に入られたり、これから入られようとしています。 ほとんどが津波で流されて溺死された被害者の検視のお仕事のようです。 石巻の青果市場近くにあるたくさんの遺体の中で…

日本イメージの二律背反

はやく、この情況を補正しないと、将来にわたって日本イメージが大きく傷つくことでしょう。 幸いにして、日本の不幸や思いを共有したいという暖かい気持ちも多くの外国人が抱いてくれているので、まだ間に合います。 この日本イメージが二律背反的にどちら…

国内国外を問わない徹底的な情報公開

徹底的な情報開示をおこなうことが、国際的にも必須です。 日本の外にいると、日本で「高校野球」の試合がおこなわれているとは信じがたいような日本に対する雰囲気を、確かに感じます。 まして、日本国内のことを直接知らない多くの外国の人たちは、もっと…

危機としての日本:緊張感のある外国報道

しかし、CNNニュースを聞くと、自分でも「早く日本を脱出しないと、日本全体が放射能まみれになる」ような雰囲気を受けます。 どうも、日本国内の報道の仕方が、外国でよりネガティブに使われているようにも思われます。 やはり、危機は危機にしても、国内で…

原発事故の報道感の国内外の大きな違い

たとえば、午前11時45分現在(日本時間)でのCNNでは、スポットニュースで「日本の原発事故では核物質が漏れ出している模様だ」と報道しています。 「経済産業省原子力安全・保安院は26日、東京電力福島第一原子力発電所の南放水口付近の海水から、原子炉等…

「Nuclear Crisis in Japan」としての日本

現在、台北にいます。CNNが「Nuclear Crisis in Japan」として頻繁に福島第1原発事故を報道しています。 実際の報道は、東京の派遣記者からのニュースを発信しており、その内容は確かに国内で報道されているもののようです。 しかし、日本国内の雰囲気と、CN…