啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

2011-03-18から1日間の記事一覧

日本の「国際化」としての多国語による補助説明の必須化

とにかく、状況の科学的な判断のできる体制で、個々人の意向を最大限に尊重するというのが最大の趣旨です。したがって、状況分析の統一的な理解は難しい中、だれかの可能性の評価やそれに伴う判断を押しつけるのではなく、現在提示されているデータや状況自…

留学生への現状と支援の説明会

このような状況の下、本日午前11:30から約i時間にわたって、計画停電の中、遺伝研の留学生の方々への現状説明会が行われました。 これは留学生の方々のなかで、精神的にも非常に怖がっておられる人達も出てきたという報告の下、できるだけ「デマ」や「必要以…

ボイスキューにもお願い

このため、地元ラジオ「FM三島かんなみ・ボイスキュー」にも、城石教授とともに、このような外国語による緊急放送や原発事故などの状況説明放送をお願いしておきました。

「広報・三島」の拡声器による緊急広報も英語などの外国語でも

また、たとえば三島市言えば、「広報・三島」の拡声器による地域緊急連絡は、英語やポルトガル語(ブラジルからの人たちが多い)などでも実施してもらうと、多くの在住の外国人が非常に助かるように思われます。 実際、地震や火災はもちろんですが、計画停電…

英語などの外国語によるニュース速報の欠如

もちろん、NHKニュースなどは英語での副音声が聞けますし、最近では英語やほかの言語で現状を説明するWEB siteが立ち上がってきたようです。 しかし、たとえば地震速報で、自分の地域や周辺の震度などは日本語しか表示されません。 やはり、正しくタイムリー…

冷静な判断ができる情報の外国語による伝達

遺伝研では、約20人程度の外国語留学生達がいます。総研大遺伝学専攻の大学院生と、いろいろな立場のポストドクの方々です。 東北関東大震災とそれによって起こった福島原発事故を、彼らは非常に心配しています。 特に、三島市内でも3日に前に震度4の地震…