啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

2011-01-10から1日間の記事一覧

ナポレオンはイタリア人

樺山紘一氏(西洋史家)[日本経済新聞1月9日(日)朝刊32面-欧人異聞-]によると、ナポレオンは1769年フランス領コルシカ島の生まれながら、コルシカ島はその前年までイタリアのジェノバ共和国の領地であったとのこと。 従って、その前年までにその島で生まれたナ…

大人の責務

安西前塾長は、「日本を逼塞(ひっそく)状態にした責任を棚に上げ、莫大な社会保障費を若い世代につけ回ししながら、彼らを元気がないと叱咤するだけの大人世代が直ちに果たすべき責務」として、若者たちを応援することだと言ってのけます。 全くその通りと思…

21世紀の日本の教育の志すべきこと

安西先生によると、21世紀の日本の教育において志すべき最も大切なこととして、国内はもちろん世界のどこででも、誰とでも、どんな状況でも、「自分の言葉で語り(知)」、「相手の心の痛みを感じ取り(情)」、「自分の判断力をもとに行動できる(意)」…

(月・祝) 「知情意の総合力」育め

本日1月10日(月)日本経済新聞朝刊19面に、慶應義塾前塾長の安西祐一郎先生が、『成人の日「若い世代の成長応援」』との副題の元に、興味深いコラムを書いています。