啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

会心のジャワカレー

 休日の夕方、自宅での仕事に疲れ、気分転換にジャワカレーを作ることを決心しました。
教授の場合、料理をしようとするときは、お腹が空いたからという理由よりは、冷蔵庫の食材がもうこれ以上放って置くと腐れてしまって勿体無いとかいった止むに止まれぬ状況からという理由が多いです。
 実は、今回も然り。冷蔵庫の中を見ると、大きなタマネギが2つ、もうすぐしたら腐れるんじゃないかなと言う感じで転がっています。また、冷蔵庫の底には、多数の人参やジャガイモがあり、これらはまだ大丈夫そうですが、それでも冷蔵庫に入れてからかなりの時間が経っているように思いました。
  そこで、一代決心。ジャワカレーの料理をすることにしたのです。玉ねぎの皮をむいて、小分け的に切って、人参とジャガイモは日本から持ち込んだ皮むき器でスースーと皮をむいて、あとはこれもサクサクと小片に切り分けて終わり。たまたま、冷凍庫にあった冷凍エビを取り出し、電子レンジで解凍して尻尾のサヤだけ剥いて準備完了。あとは、具材を炒めてからコツコツ煮込んで、ルーを入れて更に少し煮込んで、完成。合わせて小1時間の料理でした。
 全く料理を知らない、そして料理を覚える気さえサラサラない教授さえ、必要に迫られてのサーバイバル料理。人間、やればできるもんです。辛口のジャワカレーですが、我ながら素晴らしい味でした。(隠し味に、豆板醤を使って辛口を更に辛口にしました。)素晴しく美味しかった!自分で作っても、他の人に食べてもらえる機会がないと言うのが、いささか残念ですね。