啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

小説家・真杉静江

波瀾万丈に生きるにも、いろいろな生き方があるようです。それが女性なら、なおさらその生き様に男性とは異なる変化に富んだものが予想されます。
昭和の女性小説家の「真杉静江」には、多くの愛人遍歴を重ねた人生で、その小説家としての生き様は興味が尽きません。つまり、いい悪いという観点での人生の評価は誰にもできないはず。

吉屋信子「小魚の心 真杉静枝と私」(『自伝的女流文壇史』中公文庫)
林真理子「女文士」新潮文庫 ISBN 978-4-101-19117-1
石川達三「花の浮草」文春文庫 ※モデル小説
十津川光子「悪評の女」真杉静枝の伝記