啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

ミシガン州でのヒラリー・クリントン候補の演説

ミシガン州(Michigan)のウォーレン(Warren)というところで、民主党の大統領候補が、現地時間の午後2時頃から約30分に亘って、経済プランを明らかにしました。
ローナルド・トランプ候補の減税案を彼のような金持ちだけが恩恵を受けるだけで、ハードワーキングの一般家庭には何にも変わらないと言って鋭く批判しました。また、インターネットのブロードバンドを2020年までに全米の家庭で使えるようにするなどインフラ整備に投資することなども発表しました。4年制の大学を出ることだけがキャリアパスではなく、専門学校やジョブトレーニングなどの教育で、自国生産を増やしていくことなどの案を明らかに致しました。
非常によく練られた内容で、米国の貧困層から中間層に受けそうな話が沢山出てきたように思われます。やはり聡明なのでしょう、次から次に具体的数字が政策とともに述べられ、論理的に対抗相手を負かす様は、先日の東京都知事選挙と比較して比べると、その質の差は雲泥の差と言わざるをえません。