啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

日中のGDPの格差

2009年に、名目GDP(USドル)でいうと、ほぼ肩を並べる形で、日本を抜き去った中国は(両者とも約5,000X10億USドル)、2014年にはその差を約2倍にも広げていたのです。当年、中国のGDPは10,380X10億USドルとなっているのに対して、4,616X10億USドルとなり、2倍の格差はさらに広がっていくものと思われます。
実際、IMFによる今年5月時点による推計では、2015年の名目GDPの中国は1,1211 X 10億USドルに対して、日本は4,210 X 10億USドルなので、2倍を遥かに超えてしまう模様です。
これが、中国人の「爆買い」の根源的な要因なのです。
アメリカのGDP越して、中国がGDP世界一になるのに10年はかからないものと思われます。<参考>
http://ecodb.net/exec/trans_country.php?type=WEO&d=NGDPD&c1=CN&c2=JP


注) GDP(国内総生産)とは、国内の生産活動による商品・サービスの産出額から原材料などの中間投入額を控除した付加価値の総額。