第11回STSフォーラム2014が、明日10月5日(日)から京都で始まります。安倍総理を出席してのオープニングということで、今年も蒼々たるメンバーが参加するようです。
毎年1月にスイスのダボスで世界経済フォーラムが開催する年次総会のいわゆる「ダボス会議」と並ぶ科学技術の賢人会議の様相を呈してきました。尾身幸次氏の執念にも近い情熱が結実したと言えるのかも知れません。
今後5年間の京都国際会議場がこのフォーラムのために予約されているというので、さらに継続的に発展していくものと思われます。
特に、中東の関係機関の存在が増しているように思えます。主要スポンサー(Lead Sponsors)には、サウジ・アラムコ(Saudi Aramco)という世界最大の石油会社やカタール基金(Qatar Foundation)が、トヨタや東芝などともに入っています。特に、サウジアラムコは、KAUST (アブドラ国王科学技術大学)を国王の指示で創立させているので、教授とっても大変興味あるところです。教授も、KAUSTとして、講演をする予定です。