上海には、2つの国際空港があります。新しい大きな「」空港が出来て、以前からあった旧空港の「」空港は国内線用ターミナルとして徴用され、羽田発着の上海便の受け皿空港として、国際線用としてはほそぼそとして運用されてきたように思われます。
その旧空港に新たな第2ターミナルが新設され、また以前の第1ターミナルも改装されて、見違えるほどの立派な空港に生まれ変わったように思います。
ちょうど、日本の成田空港と羽田空港の発展に似た感じです。
日本人からみると、「中国が日本にようやく追いついた」という感覚で中国を捉えている人達が多いかと思いますが、中国人からみるとGDPも日本を抜いて世界第2位となったこともあって、「中国は日本を追い越した」という感覚の人達が多いようです。
この感覚の微妙な異なり方は、現在の日中関係においても、微妙に影響を及ぼしていると思います。