啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

第1回ラボセミナー

 サウジアラビアのKAUST(アブドラ国王科学技術大学)に来て4ヶ月が過ぎました。何回かの日本への帰国はありましたが、異国の地での「ゼロからの出発」は、確かに大変です。
 研究室も、ようやく全部で3人となり、週1回のセミナーを始めることができるようになりました。来週には、もう一人待望のサウジアラビア人の参加が果たされます。みんな国籍もばらばらの国際性豊かな大学の雰囲気は、研究室でも引き継がれています。
 これから、ようやく続々と研究者の参画が始まるものと思われます。まもなく博士課程の大学院生も二人が参加の予定です。
 早く、「クリティカル・マス(Critical Mass)」を超える人員が集結しますと、本格的な研究室の稼働が始まります。それまでは、まだ苦労が続くでしょう。