啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

セミナー付きの「お・も・て・な・し」

 サウジアラビアのKAUST(アブドラ国王科学技術大学)では、活発にセミナーや講演が開催されています。ノーベル賞受賞者もしょっちゅう誰かが来ているような感じです。
 おそらく、お金があるのでしょう。招待すればすぐに来てくれるような条件なのかも知れません。
 しかも、セミナーにもかならずリフレッシュメントが付きます。食事時のセミナーや講演の場合は、「ライト・ミール」(軽食)付きとなりますが、これが立派なビュフェ形式の食事となります。
 つまり、ほぼ毎日続けてあるセミナーや講演を上手に渡り歩けば、1日3食きっちり無料で食事ができる状況にあるといっても大袈裟ではありません。
 特に、院生の多くはよく分かっているようで、セミナーや講演の質とその開催の時間ゾーンを計りに掛けて渡り歩いているようです。
 これも、資金力のなせる技かも知れません。