啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

「未病」

「未病」という言葉が、再び脚光を浴びてきました。
 元来は、古来の中国医学から由来した言葉と言われています。病気の明確な症状や兆候は全く見えないのだが、人間ドックの数値や肥満の程度などから、病気になる手前の状態を「未病」というのです。
 まさに、「隠れ病気」状態とも言えるのかもしれません。最近の言葉でいえば、「健康リスク」とも言えます。
 当時の中国では、「未病」状態を早急に発見し、それに適確に対処し病気を起こさないようにするのが、「名医」とされたそうです。