啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

平成24年度補正予算が衆議院を通過

 補正予算が、いくつかの問題点を指摘されながらも、衆議院を通過して参議院に回りました。
 問題点としては、高額な建設国債の発行にしては、トンネルや橋梁などの老朽化対策が少ない点や、公官庁の建物の改修費用が多い点などを、野党側が追及したものです。
 また、「ビッグデータの開発など独立行政法人情報通信研究機構」への500億円の増額要求の満額回答も、野党側から質問されていました。
 それでも、政権党の衆院での議席の強さにより、ほぼ予定どおりに、平成24年度の補正予算衆院を通過しました。
 これから、参院での審議が行われます。野党が多数の参院で否決されても、憲法の規定で衆院の議決が優先されるため、補正予算は成立します。政権党側は、2月21日の成立を目指しているようです。