啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

米映画「ゼロ・ダーク・サーティ(Zero Dark Thirty)」

米国CIA全面協力のこの映画は、9・11の首謀者のビン・ラーディン容疑者を10年もの歳月をかけて追跡し殺害に至った経緯を綴った映画です。すでに、拷問シーンをめぐって大きな論争に発展しているようです。論争が大きくなればなるほど、話題性も高まり観客数が増えるでしょうから、そこまで見通した営業戦略とすると、「ドキュメンタリー」としてみるか、あるいは「フィクション」としてみるかで、大きく評価が変わるように思われます。
 なお、タイトルの「ゼロ・ダーク・サーティ(Zero Dark Thirty)」とは、軍事用語で「午前0時からの30分間」を指すとのこと。