啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

チーム力と個人の実力

  「人生ゲーム」があるように、人生もある種の「ゲーム」ですが、オリンピック競技のように勝ち負けが明白でないのが、いいのか悪いのか・・・。
 今までに競技が終了した水泳競技と柔道の日本が獲得したメダルの数に、大きな差が出てしまいました。
 この差は、やはり強化合宿やオリンピック対策の戦略によるものだと論調が出てきているように思われます。

それぞれの選手は、どれも実力の持ち主で、国内で激しい競争を勝ち残って来た人達ばかりで、競技にも全力を尽くしているので、選手個人の問題ではありません。
 個人競争の多い水泳競技でも、平井コーチは、北島康介選手を含む水泳陣全員のチーム力を養うことを目標に掲げて、全員の団結力をオリンピック戦略として位置付けてきて、その戦略が一応成功したものと思われます。
  研究も、個人の実力が必須ですが、少人数であれ大人数であれ、現在はほとんどが共同研究なので、やはり「チーム力」も試されますね。

今回のオリンピックから、学ぶところ大です。