啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

「したたか」に生きる、生きざるをえない

 ちょっと考えれば、人が作ったゲームのような経済社会では、その前提がひとつでも本質的に崩壊すると、ゲームが成り立たなくなって、新たなルールを作らない限り、人々はゲームに参加できなってしまうということですね。
 そんな時でも、人々は自身や社会維持の規範を守りながらも、「やりたいことはやる」というしたたかさが、人々を動かしているものと思われます。そうやって、第2次世界大戦の終戦直後も、1960年と1970年の安保も、その後オイルショックバブル崩壊そしてリーマンショックも、乗り越えて来たわけでしょうから。