啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

この国の経済と人々の動き

 年末が近いせいか、博多駅始発からほぼ満席。「どうして、こんなにも景気が悪いのに、非常にたくさんの人々が動けるのか?」と、ふと疑問に思うことがあります。人々が動くということは、運賃はもとより、数々の消費行動がともなうということになります。お金がないことには、動けないからです。
 経済がどう悪かろうが、欧州経済の明日が見えなかろうが、タイ洪水からの復旧の度合いが遅かろうが、東京市場日経平均で8500円をどう割り込もうが、日本の国債にも欧州と同じような金利高の危険がどう忍び寄ろうが、結局人々はしたたかに生きていくということでしょうか?