啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

科学技術顧問を新設へ 総合科学技術会議の機能強化

日本経済新聞(2011/12/5 20:23)の見出し「 科学技術顧問を新設へ 総合科学技術会議の機能強化」の記事は、以下の通りです。
「政府は総合科学技術会議(議長・野田佳彦首相)の改組を議論する有識者会合(古川元久科学技術担当相の私的研究会)を5日、都内で開き、新たに科学技術顧問を設けるよう求めた報告書素案を大筋で了承した。改組後の新組織に科技政策の企画立案や総合調整などで強力な権限を持たせ、司令塔機能を強化する。
 日本学術会議経団連などの意見を踏まえて月内に最終報告書を作成する。政府はこの内容を踏まえ、改組に向けた関連法案を来年の次期通常国会に提出する予定。
 5日、事務局が提示した素案では総合科技会議を改組した「科学技術イノベーション戦略本部」の本部長は首相、副本部長は科技担当相が務める。関係閣僚のほか、科学者や産業界から登用する「科学技術イノベーション顧問」も加わる。この科技顧問を関係府省に設ける案も浮上している。
 科技顧問は震災などの緊急時に混乱する科学情報を、一元的に首相や関係閣僚に提供する役割も担う。国会の同意を得て任命されるべきだとしている。
 戦略本部は各府省に対し科技政策の大方針を示すとともに予算編成の過程で予算配分の方向性を提示する。また、調査分析の予算を持たせ、シンクタンクとしての機能を充実させる。
 第三者的な立場から戦略本部に助言する「科学技術イノベーション諮問会議」の設置も盛り込まれた。」
 とうことです。
(引用:http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C93819481E2E7E2E1E38DE2E7E3E0E0E2E3E39797E3E2E2E2