啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

石野良純教授と研究打ち合わせ



 土曜日というのに、快く研究打ち合わせをしていただいた石野良純先生、どうもありがとうございました。
 土曜日も、研究室は活発に活動していました。「うちは、「家内」工業です。」と微笑む石野教授。
 「家内工業」とは、「マニファクチャアリング」というか「手工業」という意味合いが強いですが、石野先生の奥様が研究者ということで、ご一緒に研究活動をしています。
 なるほど、奥様ですから、「家内」ですもんね。
ということで、今回プロジェクトの仕事の関係で、九州大学箱崎キャンパス・理系地区の九州大学大学院・農学研究院・生命機能科学部門・生物機能分子化学講座・蛋白質化学工学分野で教授の石野良純(いしの よしずみ)研究室を訪問致しました。
 最近、大学の所属名等が長くなってきて閉口しますが、九大は特にまた長いです。
 たとえば、石野教授の大学院は、上の標記なのですが、学部は、以下の通りです。
 ・生物資源環境科学府・生命機能科学専攻・生物機能分子化学講座(学部担当)
 ・農学部 生物資源環境学科応用生物科学 生体分子工学概論
 どうせ長いついでに、石野先生の役職名はというと、
 ・農学研究院・生命機能科学・生物機能分子化学講座長、
 ・生物資源環境科学府・生命機能科学・博士後期課程専攻長、
 ・生命機能科学・専攻生物機能分子化学コース長
ということです。
 石野研究室では、アーキア(古細菌)を実験材料として、遺伝子工学に応用できる新規酵素やその技術の研究開発をされています。
 超好熱性アーキアから多くの新規DNA 関連酵素を発見し、特許出願とともに論文発表をしている実力派です。なお、奥様は、以前、遺伝研の西川建教授(現名誉教授)と一緒にタンパク質突然変異データベースの構築に関わっていたとのこと。遺伝研の同じグループであったんですね。
(参照:http://www.agr.kyushu-u.ac.jp/pce-web/