啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

マラケシュとアガディール

 エッサウイラのシンポジウムの後、出発日までの時間調整があったため、気軽にマラケシュ(Marrakech)とアガディール(Agadir)へのエクスカーションを申し込んだところ、それが何百キロにもわたるモロッコの冒険の旅になるとは、夢にも思っていませんでした。
 資料によると、マラケシュ(Marrakech)は、カサブランカの南250kmに位置し、モロッコ中西部のアトラス山脈北麓にある人口70万人弱の町です。標高450mにあり、南70kmには北アフリカ最高峰のトゥブカル山(Jbel Toubkal/4167m)がそびえています。サハラ砂漠の入り口にあたり、周辺にはオアシスが点在します。
 なお「マラケシュ」はベルベル語で「神の国」を意味し、ヨーロッパ人が「モロッコ」となまって発音したことから、国名「モロッコ」の語源となっているとのことです。
 アガディール(Agadir)が、またさらにマラケシュの南西220kmもバスで移動して到着した大西洋に面する都市でした。何の事前の調べもなく、ちょっとしたエクスカーションと想って参加した旅が、カサブランカから500km以上も離れた街に、それもバスで移動する旅になるとは、・・・・
 このアガディールは、1960年に大地震が起こり町は壊滅的な被害を受けましたが、美しい紺碧の海と白い砂浜の続くきれいな街でした。
 資料によると、海岸沿いに1970年代からリゾート開発が進み、モロッコ随一のリゾート都市として復興しまて現在にいたるようです。多くのホテルが建ち並び、海岸沿いには南フランス風のバンガローや別荘が点在ししていたのを覚えています。その中でも豪華なバンガローに宿泊しました。
 (資料参考は、http://www.i-wanna-travel.com/r5-morocco02.html