啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

教授、フランクフルト空港で、走る!走る!

  とにかく、早く降りることだと自分の心に言い聞かせて、降機することに。ところが、真面目なというか添乗員に実に忠実というか、ツアー客の皆さんの降りるときの目つきが違っていて、必ずや自分こそ真っ先に降りるぞーとの機内に漂う異様な殺気に気づいていました。しかももとともが満員の状態。そこで、教授は、降機はあきらめて、降りたところからツアー乗客の皆さんを「ごぼう抜き」で先頭に立つ作戦に変更。
 降りたとたん、この巨体を揺り動かしながら出口に向かって突進。われながら、見事なスタートダッシュでした。そして、しかも見事なごぼう抜き。「これが箱根マラソンだったら今頃テレビのヒーローだろうに」と、くだらない想像をしながらの疾走でした。

その甲斐がみのって、何と1時間もの時間を余しての乗り継ぎ劇となりました。