啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

水漏れ工事

 サウジアラビアでの話しです。今週の初めに、生活メインテナンス部(House Maintenance)という部局からメールがあって、緊急用の飲料水タンクから水漏れしているのが発見されたので、「修理工事ため午前1時から午前3時までは飲料水が使えなくなることがあります」ということでした。
 すると、その翌日から自宅の玄関前に大量の工事用機材が持ちこまれ、その次の日からは大型重機も投入されて、大工事が始まりました。ちょっと、びっくり。でも、これがきちんと夜の午後7時くらいから翌朝の午前7時まで世を徹して仕事をするのです。
 どちらかというと、サウジアラビアの工事はいつ竣工するのか分からないほど遅れたり、一方気づかない程素早く孝が終わったりしていたり、どう評価していいか分からないことが多いのですが。この工事は、車や歩行者の安全のため、24時間にわたって交通整理の要員を張り付けたりして、なかなか立派なものでした。
 本日の今朝は、工事が終了したのか撤収作業に入っていて、ほぼ完璧に何もなかったかのように、綺麗に元の状態に直しておりました。「なかなかやるじゃないか、サウジアラビア!」と、心の中で叫んであげました。
 なお、出勤や帰宅そしてウォーキングなどの出入りの度に、工事関係者の人達と顔を合わせるため、また教授も夜遅くの深夜まで自宅で仕事をすることも多いため、工事関係の人達と親しくなって、この数日の徹夜工事に「お疲れ様!」と、声をかけたくなった次第でした。
 残念ながら、写真を撮るのを忘れたので、工事現場の写真はなしです。