啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

北朝鮮有事のときのシミュレーション

トランプ政権による北朝鮮への対応がいろいろと憶測される中で、「戦争を知らない世代」の教授から年齢層が低い人達を含む我々は、もし有事な状況が朝鮮半島に発生したらどうなるだろうと心配になるのは当然なように思われます。
思えば、南北朝鮮は現在も「休戦」状態であって、韓国には今も徴兵制がひかれています。したがって、基本的に状況が韓国と日本とでは異なると言っても過言ではありません。
アメリカによる最近のシリア攻撃が、北朝鮮へのメッセージであるとすれば、朝鮮半島が有事となる状況は十分に予見できるものです。北朝鮮の核の開発とその使用は、韓国のみならず日本にとっても一大事なことであり、あらゆる事態の想定が必要と思われます。その意味では、現実的にあり得る想定を基本に、シミュレーションを知りたいものです。
社会不安を駆り立てるだけのものは、百害あって一利なしということでしょうが、安全はもちろん難民の発生も含めて客観的に対応できるような状況を準備しておく必要があると思われます。