啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

コアラボ・可視化ラボ

アブドラ国王科学技術大学(KAUST)には、日本の大学の共通機器センターやそのサービスを大規模に拡大した「コア・ラボ」が存在します。これはKAUSTの目玉の一つでもあるのですが、NGSと呼ばれる最新の各種の次世代のDNAシーケンサーはもちろん、プロテオミクスの質量分析装置、各種電顕、NMRからタイタン顕微鏡、各種のセルソータ、組織切片作成装置など、ほとんどすべてが揃っています。それも作業サービス付きです。もちろん、これはバイサイエンスという分野についてです。
その他、世界第7位のスーパーコンピュータやそ他の各種のITサービス、化学工学や燃焼工学の高額機器、ミクロフラディクスナノテクノロジーなど、凄いサービス機器とサービスが充実しています。海洋調査船や海洋養殖実験タンクなども、コアラボです。
その中に、可視化ラボ(Visualization Lab)があり、彼らの要請で共同研究を始めました。可視化技術を用いて、教授達の研究で何が役に立つのか、考えどころです。今日は、その第2回目の話し合いがありました。
忙しい毎日が続いています。