啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

Fact Check / Reality Check (事実確認)

アメリカ合衆国の大統領選挙も、11月月に予定されていますので、だんだん日毎に近づいている感が強くなってきました。CNNなどを始め米国系のテレビメディアが、カウントダウンを始めているせいかも知れません。
特に、トランプ候補とヒラリー候補の公開論争は、もう2回目も終わりましたが、見苦しいほどの醜聞(しゅうぶん)の応酬となり、史上最低の大統領候補の公開論争になったとさえ言われかねない有様のようです。
その中で、「事実確認」を体系的にリアルタイムで行う「Fact Check」や「Reality Check」が威力を発揮しています。
ヒラリー候補のウェッブサイトにはそのようなコーナーもあると言われていて(教授は未確認)、どんな言動や言質も第三者によってチェックされ、テレビの場合ではその事実があったかどうかを即座に報道して、事実確認を公開論争中でも次々に行って、各候補の言動の事実関係を即座に報道しています。
今回のような大統領候補の論争では、ある意味、この事実確認システムが大きく脚光を浴び出したと言えるように思われます。