啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

「きゅうりゅう」

「きゅうりゅう」とは、「穹窿」と書いて、次のような意味があると、
「1 弓形に見える天空。大空。蒼穹(そうきゅう)。
2 弓形または半球状のもの。
3 円みをつけた天井。ボールト・ドームの類。」
と、goo辞書は説明しています。< http://dictionary.goo.ne.jp/jn/55547/meaning/m0u/ >

実は、2016年1月にニュースになった、大手予備校での国語の試験問題に性的表現があると批判されて撤回された問題が「きゅうりゅう」を漢字でかかせる問題でした。どうも一般的には、「きゅう‐りょう【丘陵】」というのが正解のようです。(< http://mainichi.jp/articles/20160113/k00/00e/040/176000c >
他に、
「きゅう‐りゅう【九流】
きゅうりゅう【九竜】
きゅう‐りゅう【旧流】
きゅう‐りゅう【急流】
きゅうりゅう‐いんせき【球粒隕石】」
(出典:デジタル大辞泉)

ちなみに、「きゅうりゅうゆうたい」とは、「急流勇退」と書いて、「官職などを潔く辞めること。
勇退」は勇気をもって退くという意味から、きっぱりと職を辞すること。船が勢いのよい流れの中で引き返すという意味から、仕事の勢いがあるときに潔く辞職することをいう言葉。」
(参考引用: http://yoji.jitenon.jp/sp/yojih/3861.html )