啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

静岡がんセンター・1000人ゲノム解析

日経新聞デジタル速報版(社会:2015/9/9 11:21)によりますと、
「がん患者1000人のゲノム解析 静岡がんセンター」の見出しで、以下を報じています。

「 静岡県立静岡がんセンターは8日、がん患者約1千人から採取した血液やがん組織のゲノム(全遺伝情報)を解析した結果を発表した。全検体の4割から、まだ治療の標的となっていないわずかな遺伝子変異が見つかった。新薬開発の手掛かりになるとみており、今後も3千人を目標に解析を進める。
 解析では、がん関連遺伝子として知られる409種類の遺伝子と、遺伝子同士が融合してしまう490種類の「融合遺伝子」に着目。配列を詳しく調べると、1塩基だけわずかに違う遺伝子が見つかった。既にある抗がん剤が狙い撃つ変異とは別だった。
 同センターは2014年からがん患者の検体について約2万種類の遺伝子を解析。今回は15年6月1日までに集まった1058人、1101検体のデータをまとめた。」<引用: http://mw.nikkei.com/sp/#!/article/DGXLASDG08HB9_Z00C15A9CR0000/ >