啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

リスクオフ

ギリシアのデフォルトの可能性が極めて高くなり、多くの投資家がリスクオフにシフトしています。
この「リスクオフ」という言葉、今年の流行語大賞になるかも知れませんが、金融関係では、リーマンショック以後、頻繁に使われるようになっていったとのことです。
もちろん、「リスクオフ」の反対語として、「リスクオン」もある訳ですね。

「リスクオフ (Risk Off)は、株式やコモディティ、高金利通貨など、リスクの高い資産を避け、国債や短期金融商品など相対的に安全と思われる資産に資金を移すことをいう。」

「一般にマーケットで景気の大幅減速や政府債務の悪化、金融危機などへの懸念が強まると、投資マインドは大きく冷え込み、投資家は積極的にリスクを求めにくくなり、より安全な対応としてリスクオフを行うようになる。この場合、投資家はリスクを避けるため、リターン(収益)の見込みは小さくなるが、その一方で損失が出た場合の損失額も小さく抑えることができる。また、投資マネーの流れも大きく変わるため、マーケットでは株式やコモディティなどの相場も大きく下げることになる。」

「なお、リスクオフに対して、積極的にリスクを取ってリターンを求めることをリスクオンという。」<引用: http://www.ifinance.ne.jp/glossary/investment/inv185.html >