「邂逅」は、名詞的には「かいこう」と読み、「思いがけなく出会うこと」や「めぐりあい」のことを意味します。
「邂逅」は、形容動詞的には、「わくらば」と呼び、「たまたま」や「偶然に」あるいは「まれに」との意味になります。
結婚披露宴などでは、思いがけなく旧友との邂逅が多くあったりします。時として懐かしく、お互いが変わりすぎていて時としてほろ苦いものがあります。
「わくらば」という言葉の響きは、1961年大流行した仲宗根美樹さんの「川は流れる」の唄い出しの「わくらばの〜」を思い出します。しかし、これは「病葉の〜」という意味で、「邂逅」とは全く異なる意味となります。