啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

ルサンチマン

人が伸びて行こうとするとき、壁にぶつかります。その壁は、上と下あるいは強者と弱者の関係の中に存在することが往々にしてあります。その壁は、それらの構造から由来する人間関係に原因があります。
ときに、どちらの立場にたっても、ルサンチマンはとても始末の負えないものになります。
一度どちらかに突き抜けると、「尊敬」か「諦観」かに変わり、壁を乗り越えられるか諦めるかの決着となります。

ルサンチマン(仏: ressentiment)とは、主に弱者が強者に対して、憤り・怨恨・憎悪・非難の感情を持つことを言う。」
デンマークの思想家セーレン・キェルケゴールにより確立された哲学上の概念である。この感情は自己欺瞞を含み、嫉妬や羨望に起源がある[要出典]。フリードリヒ・ニーチェの『道徳の系譜』(1887年)でこの言葉が利用され、マックス・シェーラーの『道徳構造におけるルサンチマン』で再度とり上げられて、一般的に使われるようになった。 」
(引用:http://ja.m.wikipedia.org/wiki/ルサンチマン)