啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

小野小町姿見の橋

「花の色は移りにけりな いたづらに 我が身世にふる ながめせし間に」
絶世の美女で六歌仙のひとり・小野小町が旅の途中、現在の静岡県藤枝市岡部町岡部(岡部宿)に宿泊し、橋に立ち止まって夕日に染まる山の美しさに見とれていたところ、ふと視線を外して水面に、長旅に疲れ老いた自身の姿が映っているのに気付いて、大いに嘆いたといいます。
時間は留まることなく流れ、時代は容赦なく変わっていきます。
その「変化」に対応するには、「変化」しかありません。「現状維持」という解は、原則としてないのです。
2014年は、いろいろな意味で、それを再確認する年となるでしょう。