クレイグ・ベンダー博士達の最新の研究成果によりますと、培養できない多くのバクテリアを「生命の暗黒物質」と呼んで、そのゲノム解読を行おうとするものです。
このゲノム解読において、重要となるのが単細胞ゲノミクス(Single cell genomics)という言われるもので、3つのパートからなります。
一つは、FACSといわれる「セルソーター」を用いたバクテリア細胞の分離、そして「MDA」というPCRではない新しいDNA増幅技術、最後にシーケンスされたゲノム断片をつなぎわせる「アッセンブラー」といわれるバイオインフォマティクスのソフトウエアです。