米国は、米国に入国するときはもちろん、transitと言って米国を経由地して他国に行く場合でも、米国で入国審査（immigration）を受けねばなりません。
これの入国審査が米国民以外では以上に時間がかかっているようです。
旅行会社の乗り継ぎ基準（当該航空会社のapprovalも含めて）では、米国の例えばシカゴ・オヘア空港などの主要空港では2時間程度の乗り継ぎ時間を推奨しているようです。
しかし、シカゴ空港では、短くて30分長くて4時間の入国審査の時間がかかると聞きました。特に、連邦政府の財源削減から関係職員の人数も減らされていることも関係しているようだとの情報もあります。
また、乗り継ぎ便、特に米国内便の乗り継ぎでも、もう一度手荷物検査がありますので、これで大幅な時間がかかります。さらに乗り継ぎ便の出発時間の３０〜４０分前には搭乗が始まります。
したがって、米国入国の際の乗り継ぎ時間は、最近では「2時間半から3時間」は考えていたほうがよさそうです。
なお、米国から離国する場合には出国手続きが実際的には不要なので、また乗継便が同じシンジケートの航空会社の場合には搭乗のターミナルが同じで手荷物検査がないので、もっと少ない乗り継ぎ時間でいいようです。
