啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

「社長は少しバカがいい」


 「社長は少しバカがいい 〜乱世を生き抜くリーダーの鉄則〜」という本は、現在78歳というエステー化学の会長の鈴木喬(すずき・たかし)氏が著者です。
 民主主義経営を完全否定し、独裁即決主義。経営とって、民主主義は時間がかかりすぎると、一刀両断。
その他、「理論家で成功したヤツはいない。ドシッとした腹をつくれ!」、「社員に慕われるより怖れられろ。ただし、憎まれるな!」、「反省はするな。悩むよりホラを吹け。ホラからイノベーションは生まれる!」などなど。
 多くの社長が大好きな「論語」は大嫌いで、座右の書はマキャベリの『君主論』。
 座右の銘は「運と勘と度胸」。
 ここまでいくと、もう気持ちいいというか、いいですね、こういう生き方も。ただし、研究室の運営には、役立つかどうか?!<写真引用:WAVE出版>
「2013年1月刊行、定価 1,470円(本体 1,400円+税)、四六判、ソフト 256ページ、ISBN 9784872906004」
http://www.wave-publishers.co.jp/np/isbn/9784872906004/