啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

ローマ法王が退位

 バチカンローマ法王は、終身制で亡くならないと次の法王が決まりません。
したがって、存命のまま退位というのは、異例中の異例です。健康問題とも言われていますが、お会いしたこともあるだけに、とても残念です。
<引用1:朝日新聞デジタル 2月11日(月)20時20分配信>
 「ローマ法王、退位を表明か 地元通信社が報道」 
「【ローマ=石田博士】ANSA通信は11日、第265代ローマ法王ベネディクト16世(85)が、28日に退位をする意向を表明した、と伝えた。事実とすれば、法王は原則として終身制であり、辞任は極めて異例だ。高齢の法王は循環器系の持病があるとされ、自らの意思が鮮明なうちに後継者に責務を託すことを決断した可能性もある。
 同通信によると、法王は「職務を重荷と感じるようになり、長い間考えてきた」などと語っているという。」
.(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130211-00000027-asahi-int

<引用2:読売新聞 2月11日(月)20時23分配信>
 「ローマ法王、28日に退位へ…伊メディア報道」
 「【ローマ=末続哲也】イタリアのメディアは11日、ローマ法王ベネディクト16世(85)が28日に退位すると伝えた。
 体力的な問題を理由としている。後継の法王は、ベネディクト16世の退位後に開かれる法王選出会議(コンクラーベ)で決定されるという。
 ベネディクト16世はドイツ出身。2005年4月、前法王ヨハネ・パウロ2世の後を継いで法王に就任した。」