啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

「アジア版ノーベル賞」創設

 台湾の大富豪が基金を創設して、ノーベル賞を超える賞金額の「アジア版ノーベル賞」 と銘打った賞を創設したというニュースがありました。
 各分野の賞金が約1億5000万円ということですが、注目は、指定された3つの分野の一つに「生物学・薬学」が特定されていることです。
 この「タン賞」の創設は、今後大きな話題になる可能性があります。
(参考引用)
時事通信 1月28日(月)21時52分配信
台北AFP=時事】台湾屈指の大富豪が28日、「アジア版ノーベル賞」と銘打ち、経済、社会、科学などの分野で優れた業績を残した研究者に贈る「タン賞」を創設した。賞金は各分野5000万台湾ドル(約1億5000万円)で、ノーベル賞の約1億円を上回る金額にする。
 この富豪は、台湾の企業グループを率いるサミュエル・イン氏で、創設基金として30億台湾ドル(約90億円)を拠出。2014年から2年ごとに、(1)持続可能な発展(2)生物学・薬学(3)中国研究(4)「法の支配」―の4部門において功績があった個人に贈る。
 イン氏は「世界や人類に有用な研究と中国文化の振興につながることを期待する」としている。」