啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

バイオインフォマティクスのパラダイムシフト


学術会議場バイオインフォマティクス分科会が名古屋で午前中に開催され、午後は、美宅・名大教授主催で「バイオインフォマティクスパラダイムシフト〜30年後の生命科学の姿を描いて〜」と題した公開シンポジウムが開催されます。
 美宅教授が代表して、「国立バイオインフォマティクス研究所(仮称)」構想を提示する予定です。また、パネルディスカッションが予定されており、このような研究所構想の必要性が議論されることになっています。

<引用:http://www.respo.provost.nagoya-u.ac.jp/briefingsessionindex/30_en.html
シンポジウム「バイオインフォマティクスパラダイムシフト〜30年後の生命科学の姿を描いて」
主催:日本学術会議総合生物学委員会・基礎生物学委員会・農学委員会・基礎医学委員会・
薬学委員会・情報学委員会合同・バイオインフォマティクス分科会
共催:名古屋大学
日時:2013年1月25日(金)13:00〜17:30
場所:名古屋大学東山キャンパス ES総合館1階 ESホール
  (下記東山地区キャンパスマップC2の枠4番の建物です。)
    http://www.nagoya-u.ac.jp/global-info/access-map/higashiyama
開催趣旨:
「新しい原理に基づく配列解読装置(第3世代シーケンサー)が開発され、生命科学に革命的なインパクトを与えつつあります。それに対して適切な科学的情報解析を行うことにより、単にゲノム配列情報にとどまらず、イメージング情報、医科学情報、生態系の情報などを統合的に理解する道が開かれると考えられます。本シンポジウムでは、“ビッグデータ”としての配列情報が生み出されつつある生命科学の現状、それに基づく「バイオインフォマティクスパラダイムシフト」の具体的な方向性、そして生物のデータをホリスティックな観点から研究開発できるバイオインフォマティクス人材の必要性などについて多角的に議論します。そして、日本の生命科学を与える研究所の設立の可能性を探っていきます。」