啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

アベノミクス「3本の矢」

アベノミクスの「3本の矢」とは、ご存知のように、「金融政策」・「財政政策」・「成長戦略」です。
簡単に言えば、「金融政策」が日本銀行で、「財政政策」は財務省あるいは内閣全体で、そして「成長戦略」が民間企業が、それぞれに主役となる政策です。
 たとえば、「金融政策」では、政府の共同政策による「目標インフレ(ターゲッテッド・インフレ)2%」や「円安への誘導政策」が、その中心的な施策となります。また、「財政政策」では、「超大型の補正予算」などが目玉となります。「成長戦略」では、その中核は「規制緩和」となるのでしょう。
 いずれにしても、この「3本の矢」という切り口を明確に意識して、発表される施策を捉えていきますと、安倍政権の方向性がよく分かるだけでなく、それからのブレさえも理解しやくなります。