「人工ヌクレアーゼによって誘導されたDNA二本鎖の切断は、主に非相同末端連結によって修復されますが、そこ過程でしばしば塩基の欠失や挿入が起こり、標的遺伝子がは破戒されます。また、標的遺伝子の相同配列を両端にもつ(GFPなどの)外来遺伝子を共導入すると、相同組換えによる遺伝子付加(gene addition)が可能になる。」ということです。
これによって、様々な生物のゲノム上での、特定な標的遺伝子のノックアウトやノックインが非常に選択的に可能となる技術、これが「ゲノム編集」なのです。
（参考引用：広島大学の山本卓（やまもと・たかし）教授のDNA鑑定学会の特別講演要旨)
