県立静岡がんセンターは、医療スタッフが学位を取得できる「連携大学院制度」を、慶応大学医学部・大学院医学研究科と始めました。医師の方々ががんセンターに勤務しながら大学院に入学できる制度で、医学博士号が授与されるという。また、看護師や薬剤師の方々も入学できるという優れた制度です。
静岡県は2010年に慶応大学と連携協定を締結していたが、慶応大学大学院医学研究科が都道府県と連携して大学院制度を設けるのは初めてという。
これは、非常にいい制度だと思います。おそらく、山口健・県立静岡がんセンター総長が相当努力されたのでしょう。慶応大学客員教授をもう十数年も務める教授としても、嬉しい次第です。