啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

2050年に65歳以上が人口の約40%


 2050年には、我が国では65歳以上が人口の38.9%を占めるようになると予想されています。なんと、人口の約半分が65歳以上という社会です。しかも、その時の総人口は、1億人を軽く割って、8,833万人と予想されています。
しかも、2050年における75歳以上のいわゆる「後期高齢者」の占める割合が、23.4%と予想され、およそ4人に1人が75歳以上という超「超高齢化社会」を迎えるものと予想されています。
(上の図は、人口問題研究所の2050年の我が国における人口構成予想図です。(引用は、下記の参考1および2からものです。)70歳から85歳当たりに男女とも人口のピークがあるのが分かります。若者より老人が多くなる社会の典型を示しています。)

 今から38年後の人口動態の推定です。さまざまな仮定に基づいているので、どこまで正確かはいえませんが、いずれにしても「現在の老齢化社会は、まさに序の口」で、これからもっと厳しい老齢化社会が待っていることは間違いなさそうです。
(参考1:http://www.jarc.net/aging/jp/06feb/060203JARC_Population.pdf
(参考2:http://www.ipss.go.jp/site-ad/TopPageData/pyra.html)