啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

槿花一朝の夢

 槿花(むくげの花)が朝咲いて夕暮れに散るように、人の一生は短くはかないことを心するようになってきました。
 人間、人生の後半も終わりにさしかかってくると、目覚まし時計のように、残された時間がどのくらいかと、暦を逆読みするようになってきます。
 いかに、一日一日をしっかりと生きていくことが難しいかを痛感します。それでも、「Never Give Up!」。明日に向かって進みましょう!
 
(参考)「槿花一朝」(きんかいっちょう)とは、
「人の世の栄華のはかないことのたとえ。つかのまの盛り。むくげの花が朝咲いて、夕暮れには散ることからいう。  ・「槿花」はむくげの花。はかないたとえ。また、「小人、槿花の心」(つまらない人の心はむくげの花のように移ろいやすい)などといって、人の心は変わりやすいことのたとえ。「一朝」はわずかな時。
●出典は、白居易はくきょい「放言ほうげん」(詩)
●表現としては、「槿花一朝の栄華」など。
●用例としては、かりにそれが惑いであれ、槿花一朝の夢であれ、徒労の人生ほど、私にとって愉快なものはない。<壇一雄・火宅の人>
●同じ意味の言葉としては、槿花一日(きんかいちじつ)などがある。」
(引用:http://www.woodman.biz/moji11.html