啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

大雨の三島帰還列車大作戦

 しかたなく、東海道線ホームに向かい在来線で帰ることをしました。ちょうど、沼津行きが午後9時31分品川発列車があり、これでおっちらと三島まで行こうと決意しました。
 ところが、まもなく列車がホームに入って来る直前、電光掲示板の行き先が「国府津」になっています。「えっ、沼津のはずが!?」と、と近くの駅員の方に尋ねました。すると、やはりこの大雨のため国府津までしか行かないとのことでした。
 しかたなく、国府津までこの在来線で行くことに。しかし、途中の平塚駅に到着して、後部列車切り離しの時間がかかっている最中に、隣ホームに「湘南ライナー」小田原行きが到着。あわてて、この湘南ライナー小田原行きに乗り換えました。
 小田原駅に到着したら、かなりの乗客が一斉に走り出しました。「なんか一緒に走らなきゃ!」という想いにかり出され、訳も分からず走りました。
 まもなく、新幹線の改札口というところの下り階段で、教授の前を走っていた大きな男性が約5メールの手前から足を踏み外し転落しました。うしろの方にまで聞こえる鈍い後頭部を打った悲劇的な音。
 「あ〜〜」と、本人だけでなく、教授も含めて回りの人の悲鳴。本人は起き上がろうとしますが、起き上がれません。そこに、駅員が本人を発見して駆け寄って来てくれました。これを確認して、あと1分でホームに入って来る時刻遅れの新幹線下り三島行きに、何とか乗った次第です。
 という波瀾万丈の夜でした。