啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

6月の花〜タチアオイ〜


 朝のウオーキングのときに、道端というか畑というか、通りすがりのところに一段と目を引くのっぽの1年草(基本は多年草)が生えています。
 特に、深紅の花びらは、この初夏を迎える準備の柔らかなこの季節には目が痛くなるほどの華麗さです。
 その名を「タチアオイ(立ち葵)」というようです。花の色は様々ですが、この毎朝通る道筋のこのタチアオイは、基本は真っ赤な花弁が中心です。味気ないウオーキングに、おまけのように季節の変わりを告げてくれる風景が飛び込んで来ます。
 これは、「人生のおまけ」ではなく、いままで見過ごしていた「人生の大切な部分」なのかも知れません。
花言葉辞典に寄れば、タチアオイ花言葉は、「大きな志」「大望」「野心」「気高く威厳に満ちた美」「高貴」(黄)「率直」「開放的」とのこと。
 英語では、大志のことを「Aspiration」といい、野心・野望のことは「Ambition」と使い分けれられます。前者のほうが、品も良く、求めて行くべき気持ちでしょう。
 註)タチアオイ:英名「ホリーホック」は、シリア(キリスト教聖地)からヨーロッパにもたらされたことによるもので、「聖地の花」の意味が込められているとされる。花は、垂直に伸びた花茎の下から上に咲き上っていく。ちょうど梅雨入りの頃に咲き始め、梅雨明けと共に花期が終わる(花茎の頭頂部まで開花が進む)ことになぞらえて、「ツユアオイ(梅雨葵)」という別名も冠されている。
(参考引用:http://www.hanakotoba.name/archives/2005/09/post_133.html)