啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

育つ30・40歳代のサイエンティスト

 一昨日の遺伝研研究集会「次世代シーケンサーと分子進化研究」でも感じたのですが、私の関与する分野においては、30歳代や40歳代の研究者がこの国のリーダーとして順調に育ってきているような印象を強く持っています。
 講演や議論そして考え方など、非常にしっかりしたものを彼らがもっているように思います。
 おそらく、この国の生命科学のリーダーシップを取ってくれるでしょう。教授は、大変期待しています。
 あえて言えば、大きな問題に挑戦して欲しいと思います。生命科学の未解決の問題を、是非解決するような努力をして欲しいと思います。
 そのためには、解くべき問題をしっかり見つけることです。この問題を見つけることは、勝手に言えば研究の成功の85%を占めるといっても過言ではありません。