啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

DNA鑑定

 今日は、DNA鑑定でご相談を受けました。DNA鑑定のあり方の問われる裁判もありましたが、最新のDNA技術は非常に進歩しています。裁判員制度も始まり、検察・弁護の双方にとって、信頼性あるDNA鑑定結果の分かりやすい開示説明が必須のようです。現在、DNA鑑定学会の理事長をさせてもらっていますが、農水産物や税関などもDNA鑑定が期待されている分野です。確かに、話題のクロマグロも、きちんと産生(捕獲)地や種同定を確認して食べたいけども、現在では表示や言われたことをそのまま信じるしかないですからね。これも、DNA鑑定学会のような信頼できる第三者機関の認証があると安心できますからね。