啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

少数派のKAUST日本人研究者

教授が主務とするサウジアラビアのアブドラ国王科学技術大学(KAUST: King Abdullah Universoty of Science and Technology)には、教授が2人と准教授2人の4人のFacultyと言われる教官と、研究を主体とする研究員(KAUSTではリサーチサイエンティスト(Research Scientist))という米国でいうResearch Professor級の方々が5人ほどいます。これに、日本人のポストドクの人達と学生の人たちが数人います。それぞれの家族を含めても、総数がせいぜい三十数人というところでしょうか。
 約2年前までは、教授の研究室にもかなりの日本人の方々がいましたので、家族を含めると約60人を超えていたこともありました。1家族がいなくなると、すぐに3人とか4人の日本人がいなくなるので、増減の影響がすぐにあります。いずれにしても、どちらかというと少数グループに属します。

KAUST日本人教官で記念撮影

  ある日本人の教授の先生の発案で、少なくともFacultyの教官だけでも集まって写真をとり、教授の知り合いのノーベル賞受賞者にその写真を渡してKAUSTの存在感をもっとアピールしましょうということで、本日大学の先進的な図書館でプロの写真家にお願いして、記念写真のようなグループフォトを撮ってもらいました。
  KAUSTとは、研究するには非常にいいところなので、留学先の一つとして考えるには非常にいいところだと思います。