啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

無残にも丸坊主となったシンボルツリー

サウジアラビアのアブドラ国王科学技術大学(KAUST)内にある我が家には、ひときわ大きな枝振りで葉っぱが誇らしげに人一倍広がった常緑樹がありました。これは、いわば我が家のシンボルツリー。なんと、このシンボルツリーが無残にも丸坊主となってしまったのです。


そう言えば、昨日お休みの土曜日というのに、朝6時頃から「ウ〜ン・ウ〜ン」という電動ノコギリがフル回転しているような騒音が玄関先からするので、覗いて見たらまだにシンボルツリーの伐採というかていれの真最中でした。

「なんの了解もなくウ!」と怒ったように呟いてみたものの、お庭は「ハウス・メインテナンス」部局の管轄。実は、勝手に芝を刈ってくれたり、花を植えたりしてくれるので、園芸に興味がない人には、普通は却って有り難いものなのです。ただ、シンボルツリーとなれば、なんとか「一言声をかけてくれても良かったのに!」と恨み節を言いたくなるのが人情と思いますが、たとえ声をかけてくれたとしても、「ノー」とは言えない立場なので、まあ仕方がないと諦めてしまった次第でした。

以下は、2016年8月2日の玄関先のシンボルツリー。大きく立派な枝振りと大きく広がった葉っぱが、よく分かると思います。

お隣のシンボルツリーと比べても、我が家のシンボルツリーはひときわ大きな木でありました。

ただ、隣も含めて近所中のシンボルツリーは、すべて丸坊主となっていました。