啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

熊本県の温泉が「熱い」

熊本県は、阿蘇山という有名な活火山があるせいか、いい温泉地が多いように思います。
玉名温泉、山鹿温泉、菊池温泉など、資料さえ見ずに温泉名をそらんじることすらできます。
どちらかという福岡県との県境に近いですが、熊本県に属します。
福岡県における温泉地というのは、思ったように挙げることができません。これが大分県になると、有名な別府温泉を代表として、久住連山に関連した数多くの温泉地があり、鹿児島県の霧島温泉に連なっていくのでしょう。
(日本にいるときは)静岡県三島市に住んでいますと、有名な熱海温泉(静岡県)や箱根温泉(神奈川県)を代表として、たくさんのいい温泉地に慣れてしまっているので、九州の温泉地の良さが分からなくなってしまうことが、しばしばです。
しかし、豪華絢爛を誇るのではなく、「鄙(ひな)びた」良さを全面に出し、「癒される空間」としての温泉地という観点から見れば、九州の温泉地は時代の先端を走っているのかも知れません。